未来さん

未来さん (アスペクトコミックス)

未来さん (アスペクトコミックス)


 soorceさんからの頂戴しました。


 soorceさんはブロガーの趣味趣向をチェックしておススメ本を下さる足長おじさんです。今回の意図はどこにあるだろうと考えるのも面白いんですよね。今回は作風、SF、コミックビーム、奥村編集長がキーワードかなと踏んでます、当たってますかね。読み切りで読んだことあるかなあと脳みそフル回転させたんですが、思い浮かびませんでした。


 近未来SFというのは枚挙に暇がないんですが、出てくる科学技術がどういうものを理解しようとするのが非常に楽しい。で、なんでなんでしょうね。作品に出てくる技術は進歩しているのに、そんなに便利になっていないというか、無駄な技術というか。


 この未来さんでもよくわからん、進歩したの?みたいな技術が目白押しです。電脳院しかり、料理技術といい(料理の病院まである始末)。その割に掃除なんかは手動でやってるし、その辺が真面目に考えるとよくわからんことになってきます。しかし、考えてみるとこれが人間の空想の限界なのか、それとも性として無駄なものを求めるというのがあるのか。


 まああれか、漫画自体人間の空想の限界と、無駄を求めるものか…。 

ONE PIECE(58)のタチキリ減少について

ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)


 ONE PIECE(58)を読んでまずはじめに思ったことは勿論「おもしれえ〜〜〜!!」ですが、次に思ったのは「あれ?タチキリ減ってないか?」ということでした。


 こんな感じ。スキャン適当でスマソ。
【雑誌掲載時】

【単行本掲載時】


 ページ端の余白があるかないかつうことです。つーことで可能な範囲で確認する。
 「タチキリじゃないページ数」を「○ページ(雑誌掲載時)→○ページ(単行本掲載時)」という形で表記します。なぜ「タチキリじゃない〜」なのかは下の結果を見ていただければわかるかと。


第563話”心臓一つ 人間一人”(2009年50号)
0ページ→8ページ
第564話”世界を揺らす男”(2009年52号)
0ページ→8ページ
第565話”オーズの道”(2009年53号)
0ページ→4ページ
第566話”猛攻”(2010年01号)
0ページ→10ページ
第567話”マリンフォード海軍本部オリス広場”(2010年02号)
0ページ→4ページ
第568話”勝手にしやがれ”(2010年03・04号)
0ページ→4ページ
第569話”白い怪物”(2010年05・06号)
0ページ→10ページ
第570話”命の懸橋”(2010年07号)
0ページ→4ページ
第571話”処刑台”(2010年08号)
0ページ→8ページ
第572話”The Times They Are A-Changin'―時代は変わる―”(2010年09号)
雑誌処分のため不明→10ページ
第573話「この時代を”白ひげ”と呼ぶ」(2010年10号)
雑誌処分のため不明→6ページ


 途中で分かってしまったんだが、一応調べるのを止めなかった私を褒めて。結論から言うと「58巻掲載話に雑誌掲載時、タチキリじゃないページはなかった」ということです。単行本初見で「なんか余白が目立つなあ〜」と思った私は間違ってなかったし、間違ってました。ぜ〜んぶタチキリだったんです。

 
 タチキリが減ってるどころか、半分くらいにされているんですよねえ。ざっと見たところ、「見せ場」「見開き」に余白をつけるようにしているのかな、という感じです。単行本派は58巻を読んでどう感じたんだろうか。雑誌派の私はなんだか余白に迫力を阻害されている気がしてなりませんでした。


 ちなみに57巻を見ると「オールタチキリ」。適当に手に取った25巻と40巻も「オールタチキリ」。全部調べんのは勘弁して欲しいけど、58巻ですげえ違和感を感じたということはおそらく初めてなんですよね、こういう状態は。


 理由はなんでしょうねえ?SBSに送ったら尾田先生答えてくれるかな?


(追記)
 タチキリで印刷すると当然見切れる部分が出てくるんで、もしかしたらどっか重要な部分が印刷されなかったとかいうことがあったのかもしれませんが、見切れてる部分の検証なんて面倒で…面倒で………誰かやるだろ?


(追記2)

  • コミック版ワンピース58巻の余白が酷いことになってる ゆめみがちサロン

  • ONE PIECE 58巻にとっても違和感 ≫ パピヨンの日々

  •  というように当然みんなも違和感感じてるんですよね、当たり前や。最近ネット巡回していないので他にも有力な情報はあるのかも。ただ、集英社週刊少年ジャンプのサイトなどを見ても公式アナウンスはない模様。面倒だけど第2版探しに行こうかな。

    アステロイド・マイナーズ(1)

    アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)

    アステロイド・マイナーズ 1 (リュウコミックス)

     評判高かったんで周回遅れで購入。評判良い作品を買うと大概「うん…いいけど…」となってしまう自分を反省。あさりよしとおの過去作品があって、それで尚評判なんでしょ?となると滅茶苦茶期待して、「これまでの作品を遥かに凌駕する内容、創作」を要求してしまうのは悪い癖だな。


     しかし、面白いんですよ。宇宙うんちくが好きな人は余計に面白いのかも。1話目の宇宙のプロレタリアはるくるくの流れだなあという感じ。個人的に3話目が好きだけど、もっと人間の生の部分を生々しく掘り下げても面白かったんじゃないかなと思った次第。


     あさりよしとおが鉄板ということを認識させられた作品かな。

    漫画雑記始めます

     はじめましての人もそうじゃない人もこんにちはseinyolitaです。


     現在ネットでの漫画関係活動(活動?)は企画サイト(GA MAnga TOpics)とtwitterで行っているんですが、仕事の都合で企画サイトの更新がままならない。twitterは時間があまりにとられすぎてしまう。つーか、そもそもサイト運営も企画絞ってのブログしかやったことないじゃん…好き勝手に漫画について思ったことを吐露していくことをしていなかったので、不定期更新の漫画サイトを始めてみようかと、古巣のはてなへ戻ってきましたよ。内容は未定です、漫画についてtwitterで連発する独り言を超えたと思ったら更新します。


     で、いきなりなんですが講読雑誌を絞ろうと思います。うーんとね、仕事が忙しいのよ。それで読めていないっていうのもあるんですけど、いっちょ30までガッツリ仕事やったって、そのとき自分がどうなっているかなってのも確認したいので漫画を少し断とうつーこってす。家でも仕事したるでー!!まあ、あと財政難つーのもありまして今回はシビアに取捨選択したいと思います。


     現在30誌超。これでも20誌くらい減らしたんですが、雑誌として楽しむにはやっぱり相当の時間がかかる量です。つーことで今回は10誌にまで厳選します。読まずにはいられないッ!!という雑誌だけにします。以下の通り。

    1. 週刊少年ジャンプ
    2. 週刊ビッグコミックスピリッツ
    3. 週刊少年チャンピオン
    4. 週刊モーニング
    5. ビッグコミックスペリオール
    6. 月刊コミックビーム
    7. 月刊サンデーGX
    8. 月刊アフタヌーン
    9. 月刊IKKI
    10. ヤングキングアワーズ


     以上の10誌にしました、ピーク時の1/5。それ以外の面白い作品をどうフォローしていこうかは思案中ですね。ネットをガッツリ巡回している余裕もない。信頼できる(趣味の合う)ブロガーさんをチェックしていくしかないんだろうなあ。ちょっと雑誌ごとに担当作って私に教えてくんない?まあ、今後はゆったり漫画を楽しんでいきますよ。早いところ講読雑誌を増やせるように頑張るか、頑張るのをやめる決断を下すか。2年ほど頑張るます、予定。


     まあ6億円当たったら頑張るのやめて漫画ばっか読むけどな!!

    2010年漫画作品チェック一覧

     雑誌を数多く追えていないので面白い作品のチェックリストを作ったります。自分用メモ。現在経済難もあるので大分絞って「単行本を買わずにはいられないッ!!」作品に絞ります(ただし単行本を買うかどうかはお財布と相談です。既刊を揃えないといけなかったら買わない場合も。)。つまりこれ以外に面白い作品はいくらでもあります。ご参考の際にはその辺もご考慮いただければ幸いです。


    「この作品も面白いよ〜/この雑誌は主力コレだよ〜、今コレがアツいよ〜」というのはコメント残すか、ツイートしてください @seinyolita


    (2010.06.10)とりあえず購読経験のある雑誌まで含めてチェック。これ以外がまた膨大なんだよなあ〜。のんびりやるます。